お久しぶりです!コサンジです
突然ですが、本日2月26日は?
そう!ねずみフレンズ投稿四周年です!
今回、そのねずみフレンズを「OTOMAD TRIBUTE」という音MAD合作でリメイクさせていただきました!! (先に見ておくことをお勧めします!)
今回のパートのあれこれを備忘録も兼ねていろいろ書いていきたいと思います!
1 選曲について
色々な音MADがある中、ねずみフレンズを選んだのは後悔の念があるからです。
ねずみフレンズは有難いことに594万再生もされています。(いまだに実感ない)
そんなこの動画ですが、本腰を入れて作れたかというとそうではないです。
当時、つくだフレンズを見て衝撃を受けて咄嗟に手持ちの素材で作った産物がこれでした。
衝撃的に勢いで作った動画だったので、時間もかけずに手癖で作ってしまいました。
その結果、今見ると直したい箇所が多く、代表作にしたくないなと思うことが多々ありました。数字が伸びたのはうれしかったのですが、それ故の「もっと頑張っておけばよかったな」という悔しさの方が勝っていました。
今まで音MADを頑張って来たのは、「ねずみフレンズの人」というイメージをなくすためというのも少なからずあると思います。普通に楽しみながら作っていたのですが、モチベーションの根底にはこれがあったと思います。
そんな状態のまま数年がたったおととしの年末ごろ、この企画の話を聞いたときに真っ先にリメイクしたいなと思ったのがねずみフレンズでした。過去の自分を超えるのは数字では絶対無理なので、リメイクして超えてやろうと思った次第です。
ただ予想外だったことが一つあって、パートがED前で最後だったことです。(!?)
選曲順は原曲自体の曲調の傾向で決められたので、ようこそジャパリパークはどうあがいてもラスト付近に持ってくることになったみたいです。
やばいメンツに囲まれている中でこの箇所を担当するのは、尋常じゃないくらいのプレッシャーでした。なので、今まで以上に必死こいて作りました。このパートは間違いなく今までの動画の中で一番頑張りました。
2 製作までの流れ
正直、選んだときは一切内容は思い付いていませんでした。元ネタをある程度なぞればいいかぐらいのテンションでした。しかし、実際やってみるとネタが思いつかなかったので、沿いつつディズニーオールスターなど関連する要素もいれました。また原作では毒づく要素が多めだったのですが、ラストパートで攻撃なのはどうかなと思ったのとワンパターンになりそうだなと思い止めました。
普段、動画構成は音声が完全に出来た後に考えているのですが、今回ばっかりはそういう訳にもいかないので、いくつか考えつつ作りました。思い付いた箇所は随時作っていったので動画制作は去年の8月から作っています。(最初のシーンチェンジに関しては去年の8月27日に作成してたみたいです)とはいえ、ずっと制作してたわけじゃないので実制作時間はもっと短いです。
当初からやりたかったのは、ディズニーランドにいって映像を撮ることだったのですが、流石に1人でディズニーランドは厳しいなと思っていました。今回、ありがたいことに撮影を手伝ってくださる方がいたので助かりました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!
素材がそろった後も制作は大変で、見ての通り最初から最後まで切り抜きまくりました。いつもやっている作業とはいえ、今回の合作で一番時間を食われました。結果、とりあえず切り抜く癖がついて切り抜いたのに使わなかったカットがいくつもあります。(ライオンキングや南部の唄などなど)
幸い、時間はたっぷりあったので寄り道しながらゆっくり作りました。
3 製作
ここからは当パート作る上で工夫したところ等を順々に書き連ねていきます。
ふぃぎゅ@浦和高校の次のパートということで、高校生クイズの得点表示を利用し「ワンツースリー」とミッキーが元気に言って始まるようにしました。
このミッキーの音声はかつて東京ディズニーランドにあった「ミッキーマウスレビュー」というアトラクションの一部分を使用しました。当時大好きだったので、これはどこかのタイミングで使うしかないなと思っていました。
ミッキー耳カワイイね
後述しますが、ここの背景は撮りに行きました。ここも含め、今回の動画は切り抜き量がえぐいっすね..
ここでは元ネタでも使っていた東京ディズニーリゾートのCMを使用。背景にはディズニーシーとランドの象徴であるプロメテウス火山とシンデレラ城を配置。小窓は全部ディズニーリゾートのCMをはめ込んでいます。
ここのト音記号はミッキーの形を模したキーホルダーの形を使いました。
背景はディズニーランドの入り口にある「ワールドバザール」を撮ったものです。
ここも元ネタに合わせた台詞運び。モーティマーは「ミッキーのライバル大騒動」等に出てくるミッキーの幼馴染で、小さいころ見たVHSで印象に残っていたので採用しました。誰?
名前プレートは35周年の時のキャストのネームプレートです。地面は本家「けものフレンズ」から引っぱってきました。
(ミニーを)見に行ってみよー(?) 背景はミニーの家です。
この辺はミニーの可愛さを意識してピンクを基調に作りました。3枚目の背景はディズニーシーです。
ここからはディズニーランドに実際に行って撮影してきた映像をガンガン使っていきます。
イッツアスモールワールドはディズニーリゾートのアトラクションで一番好きで、何テイクも素材が撮ってあったので地面からのパンのカットを使用しました。2カット目のビッグサンダーマウンテンもちょうどいい怖さなので好きです。
ここが今回のパートで一番好きなカットかもしれないです。スプラッシュマウンテン、ダンボ、メリーゴーランド、トゥーンタウンの建物を円形に配置してトゥーンタウンにあったオブジェクトを周りに配置しています。クロマキーで空を抜いた建物を並べて極座標変換で変形しています。
ここは最初のほうに出てきたワールドバザールを実際に歩いた映像に合わせてます。人の顔をなるべく出したくなかったので、なるべく逆方向を歩いている人が居ない時間帯である開園直後にぶっつけ本番で撮りました。
次が一番手がかかったカットです。
ここは先日twitterでも軽く触れたように自力で色を付けています。
あれ、頑張って一から色を着けたので、本編もよろしくね pic.twitter.com/EdmRGrCEXC
— コサンジ (@5_3_4_) February 22, 2021
どうやっているのかというと、全パーツをそれぞれ切り抜いて着色して上から元の切り抜きをオーバーレイで重ねています。
今回、何かしらこのパートでしか出来ない演出を取り入れたかったのですが、偶然テレビでやっていた昔のアメリカの白黒映像をカラー化して復活させて当時の様子を見るドキュメンタリーから着想を得ました。
靴、ズボン、ズボンのボタン、口の中、帽子。帽子の模様、浮き輪、浮き輪の紐、舵、壁、船の縁... 全部切り抜きました。舵周りの切り抜きあまりにしんどかったので避け続けた結果、合作作業に1か月のブランクが空いてしまいました(12月前後 この頃個人作を3つも投稿したのはこの作業から逃れるために音MADを作った結果でした。当時、これ以外ほぼ終わっていたとはいえごめんなさい…)
因みに、背景の実写映像はウエスタンリバー鉄道から撮ったものです。
ここは個人的主観で選んだ代表的なディズニーキャラクターを並べています(南部の唄は後のパートに入れようと思って忘れていました)
ここからはディズニーランドあるアトラクションの題材ラッシュです。これらも全部撮ってきました。このくだりはオリジナルを作るときにも思い付いてはいましたが、実行するほどの気力と技量がなかったので4年越しに実現できました。具体的な構成は現地で素材を撮りながら決めました。当初は、アトラクションの内部を撮って周りにキャラを散りばめる予定だったのですが、撮影が厳しいところが何か所かあったので、今の形になりました。
不思議の国のアリス/アリスのティーパーティー
いわゆるシンプルなティーカップです。海外には室内型ライドのアトラクションもあるみたいなので、一度は行ってみたいですね。「ねぇ うさぎさん」って台詞を選択したのは次にロジャーラビットが出てくるからです。
因みに、下に映りこんでいるのはディズニーリゾートラインです。(地味に切り抜きめんどくさかった)
ロジャー・ラビット/ロジャーラビットのカートゥーンスピン
室内型ライド。くるくる回る車でイタチたちに邪魔されることによってハプニングが起こるハチャメチャアトラクション。個人的ディズニーランドの中でも好きなアトラクションの一つで、行くたびに乗っています。待機列にも飽きないような工夫がされているのもポイント高い
ピーター・パン/ピーターパン空の旅
ディズニーランド開園当初からあるアトラクション。正直時代を感じる作りなんですけど、毎回ある程度混んでいて、6,7年乗れてない。雰囲気は好きなので久々に乗りたいですねー。フック船長とワニのカットを使えて満足しました。
スティッチ/スティッチ・エンカウンター
最近出来たスティッチと交信するタイプのコミュニケーションするアトラクション。まだ一回も行けてないので未知数です。ちなみに上から降りてくる赤い乗り物は、もう一個のスティッチのアトラクション「魅惑のチキルーム:スティッチ・プレゼンツ“アロハ・エ・コモ・マイ!”」の前に設置されているものです。
クマのプーさん/プーさんのハニーハント
このアトラクション、出来てからずーっと大人気なイメージがあります。今一時的に休止しているファストパスも、大体午前中に無くなっているから優先的に取りに行ってました。ティガーが弾むくだりが好きです。
モンスターズインク/モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!
石ちゃんとウーチャカが声優をやった映画。個人的には二人ともはまり役だと思っています。
懐中電灯で隠れたブーを探すアトラクションで、終始様々なモンスターが出てきてわくわくします!
トイストーリーのスピンオフのバズが主人公のガンシューティングで、アトラクション内にある的を撃って高得点を狙うゲームです。これがマジで楽しいので、空いてれば1日に数回乗っています。トイストーリーは3,4を見れてないので、今度ブルーレイ買います。
ピーターパンと同じく開園時からアトラクション。これも同じくテンポが早いのであっという間に終わります。世界観とかは忠実で、さくっと楽しめるアトラクションなのでおすすめです。
美女と野獣/美女と野獣“魔法のものがたり
今回、一番楽しみだったアトラクション!!!!去年の9月28日にオープンした新施設で、美女と野獣の城がこれまた壮観。
周辺に霧みたいな水蒸気が漂っていて雰囲気も最高でした。アトラクションとしては大きなティーカップにのって美女と野獣のストーリーを追体験する感じです。
最新アトラクションとあって、ムードやクオリティが最高で、終始ワクワクしっぱなしでした!クライマックスのシーンはどうやっているのかわからないくらいエグイことやってました。(ぜひ実際に行って乗って生で見てほしいです!)
やはり新しいアトラクション且つ美女と野獣の城を最後に置きたかったので、順番はラストにしました。
ここで様々なミッキーが登場。キングダムハーツやツムツム、ミッキーマウス!、ミッキーの東京ディズニーランド大冒険(SFC)などから引っ張ってきました。画面はディズニーランドチケットをイメージしました。
ここから16分割して
ひっくり返ると今までのパートが出るようにしました。 最後のミッキーは今見ても作画が神がかっている傑作、「ファンタジア」を使用しました。効率的なやり方が分からなかったので、一個一個手打ちでひっくり返しました。
かっこいい夜のシンデレラ城はラストで使用。このために日が落ちるまで居ました。
実はさっき出てきたアトラクションも夜のカットを撮ったのですが、使い道が難しかったので没になりました。
全員集合!
こうしてみると素材の幅のバランスが良いですね。
切り抜きは皆さんからいただいたものを中心に使いました。ご提供ありがとうございました。
4 まとめ
今回の合作は、内容でも制作でも大変濃密なものになりました。また、運営の面でも微力ですが協力させていただきました。
比較するのが無粋なのは承知してますが、間違いなく今までの参加した合作で一番楽しく且つ苦しく且つ強烈な印象が残るものです。本当に関わわれてよかったです。
今までいろいろな合作に参加してきましたが、ここまでやりきれたのは初めてです。
今回の合作のベースになった言っても過言でもない「あなたが選ぶ 平成の音MAD10選」。
この合作に参加した時の自分のパートへの後悔や反省をバネにできたのかなと思います。
主催の単三型さんをはじめ、関わって下さった皆さん本当にお疲れ様でした!
おまけ